妊娠したかも…

妊娠がわかる時期は?

妊娠がわかる時期は?「妊娠したかも?」と心配になるのは、生理が遅れている時です。性行為から妊娠反応が陽性になるまでには最低でも2週間以上かかります。生理が規則的な周期できている場合には、予定生理が来る頃に尿検査を行うことで判定できるはずです。ただし、かなり周期的に生理がきている方でも、排卵が遅れることはよくあります。卵巣はとてもデリケートですから、さまざまなストレスで排卵が遅れてしまうケースは少なくないのです。そのため、1度の検査での判定は困難なケースがあります。
基礎体温を測っている場合には、排卵して高温相になり、2週間以内に高温相が終わって生理がきます。そのため、高温期がはじまってからそれが2週間以上続いている場合は妊娠している可能性が高く、尿検査が有効になります。
基礎体温を測っていない場合は、不安な性交があってから3週間経過して生理が来ないようでしたら、とりあえずご相談にいらしてください。

妊娠を継続するか、中絶するかのお悩み

妊娠を継続するか、中絶するかのお悩み妊娠していることが分かった場合、いつまでに答えを出さないといけないのか。
そのようなお悩みを持たれる方も少なくありません。最近の妊娠検査薬は感度が良く、妊娠4週目ころからでも陽性反応が出る場合がありますが、この時期は超音波をしても妊娠しているかどうかわからないことが多く、正常な妊娠かどうかも未確定です。なので妊娠を継続したいとご希望される方も、中絶を選択される方もこの時期で判断を下すには、早すぎるといっていいでしょう。あまりに早い時期に中絶手術を受けて、子宮外妊娠を見逃してしまいあとから命にかかわるような事態に発展してしまう可能性もあります。妊娠を継続するかどうかは妊娠6~7週目あたりに決めることが望ましいです。

中絶について

さまざまな事情があって望まない妊娠をしてしまうことがあります。人工妊娠中絶手術はそうした場合に可能な選択肢のひとつです。日本では妊娠された方の4人に1人が中絶手術を受けているとされています。妊娠11週未満までの初期であれば日帰りで受けられる手術ですが、当院では入院設備が完備されているため妊娠12週~の中期の手術も可能です。
手術自体や将来的なリスクを最小限に抑えるために、人工妊娠中絶手術は母体保護法指定医のみが行うことができます。当院では専門医の豊富な経験と深い知識をもとに、お気持ちに寄り添ったきめ細かい配慮を行っています。安全な手術はもちろん、プライバシーを守って患者様に寄り添い、手術後もご不安なくお過ごしできることを大切にしています。

人工妊娠中絶について

妊娠11週未満までの初期と妊娠12週~の中期では手術内容や費用が変わってきます。できればご負担やリスクの少ない初期の手術が望ましいため、早めの受診をおすすめしています。
なお、当院では、初期と中期の手術を安全に行えるよう、下記のような手術を行っています。

受診
説明
ご予約
前処置
中絶手術
アフター
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初期(11週未満)の中絶手術

基本的に安全面に十分な配慮を行いながら、吸引法で手術を行っています。子宮内の内容物をきれいに吸引して取り除く手法で、手術の所要時間は約15分です。ただし、週数や出産経験の有無などによって異なる前処置などもありますので、それも含めた時間についてはカウンセリングの際にお伝えしています。

中期(12週~)の中絶手術

子宮が大きくなっているため、初期の手法で手術を行うと子宮の入り口である子宮頚管を傷付けて動脈を損傷させてしまうという大きなリスクが生じる可能性があります。そのため中期の中絶手術では人工的な陣痛により流産を促すという分娩と同じ手法で行っています。こうした手法を用いるため、分娩と同じリスクに対応可能な設備がある施設でなければ行うことができません。当院には入院設備があり、体制が整っているため安心して中期の手術も受けていただけます。
なお、当院では子宮頚管を広げる処置を手術の前日から行い、十分に子宮口を拡張してから子宮収縮薬を用いて手術を行っています。

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